SWTokyo AgTech初開催へ向けて

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理由③僕らの活動のビジョン

僕らStartupWeekendテーマAgTech オーガナイザーチームのビジョン。

.AgTechの認知度を上げる

海外ではAgTech市場が成長を続けている。

国内ではAgTechの認知度はまだまだ低い。

国内での認知度向上に寄与し、新たなイノベーションを起こす礎を築きたい。

 

.AgTechに興味をもつ人たちのコミュニティを作る

スタートアップウィークエンドの活動の一つとして、「アントレプレナーシップを持つ人々のコミュニティを作ること」がある。

普通の人だとしても、スタートアップウィークエンドへの参加を契機としてアントレプレナーシップの萌芽を発する人はかなり多くいる。そのマインドセットこそが我々の存在意義である。

そのように、AgTech参加経験者でアントレプレナーシップを持った人同士が交流し合い、日夜切磋琢磨し、AgTechに関する最新情報を交換し、時にはチームを結成して起業していくようなコミュニティを作っていきたい。

 

3.全国で!

AgTechの認知度を上げたり、コミュニティを作るStartupWeekendを、全国で行いたい。

各地のリードオーガナイザー(イベント運営責任者のような役職。ボランティア。)と結託し開催したい。

 

だからみんな応援してね!

僕らStartupWeekendのオーガナイザー(運営者)はボランティアで活動しています。

イベント活動からの利益はほとんど出ませんし、給料もありません。

なぜボランティアでここまでやるかというと、「AgTechで世界を変えたいから」そして「StartupWeekendで自分を変えたいから」にすぎません。

 

なので、皆様、ご賛同・ご協力の程を伏してお願い致します。 f:id:swhachinohe-leadorg:20161224111149j:plainf:id:swhachinohe-leadorg:20161224111139j:plain

理由②市場の推移

SWT Agri開催への思い③AgTech市場編】

以下のように海外のAgTech市場が急成長を遂げている。

国内では、まだ知名度も低く、市場そのものは小さいように思われる。

StartupWeekendでのテーマ:AgTechが、国内での知名度向上に寄与し、新たなイノベーションを起こすきっかけになれればと思う。

 

○ 海外の市場が急成長中。投資事案で言えばFinTech分野よりも大きい市場と言える。

>2013年の後期にMonsantoがClimate Corporationを約10億ドルで買収するまでは、農業におけるテクノロジとイノベーションに関心を向ける投資家はほとんどいなかった。わずか1年で状況は大きく変わった。翌2014年は農業テクノロジのNetscape的瞬間と呼ばれ、この部門が急に大ブレークした。昨年に関する公式非公式のさまざまなデータによると、農業全域にわたるテクノロジ関連(アグテック, AgTech)の投資事案は264件あり、それらが合計で23億600万ドルあまりの資金を受け取った。この額は、フィンテック(fintech, 金融関連テクノロジ)の21億ドルや、それまでのグリーンテックの女王であるクリーンテック(cleantech, 環境非汚染/浄化テクノロジ)の20億ドルよりも大きい。

jp.techcrunch.com

 

○Agtech世界市場2015年(英語)

AgTech Investing Report - 2015

(Google翻訳)⇒2015年にアグテック系企業が受けた投資金額は2014年に比べておよそ2倍(要約・赤澤)

>アグテックの資金調達額は、2015年に46億ドルに達する見通しを上回った。これは、ベンチャーキャピタルのコミュニティの多くにとって重要な分野としてアテテックの場所が確認されたことから、2014年に投資された総額23億6,000万ドルの約2倍だった。

agfunder.com

○Agtech世界市場2016年上半期(英語)

AgTech Mid-Year Investing Report - 2016

(Google翻訳)⇒2016年は他の業界同様投資金額が前年比20%程度減少した。取引数は7%増加した。(要約・赤澤)

>Agtechの資金は、2016年上半期に307億ドルで17.5億ドルに達しました。 トップラインの投資レベルは、H1-2015から20%の前年度の減少を示していますが、取引数はH1-2015から7%増加しました。 アグテックのこのような牽引は、2つの連続した半数に渡って減少した、より広範なベンチャーキャピタル市場を反映したものでした。

agfunder.com

 

○将来の市場推移

2020年までに農業ロボットの市場の規模は163億ドルにも達するというレポート(英文)がある。同レポートは国内メディアのrobonews.netなどが報じている。

 

国内市場としては、市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングにより農業IT化の市場規模が2020年に732億円強と予測している(2016/07/12時点)。同社は2011年予測において2020年に580億~600億円といたように、予測を上方修正している(2011/08/05)。

その他、NTTDATAの予測(2015.3.7)東レ研究所の予測(2016.3)などがある。

 

 

■ 僕がこの市場に着目するに至った経緯

2015年2月頃、StartupWeekendTokyoのテーマ:FinTechが開催された。同テーマは国内初開催だった。

その頃から何となく「FinTechがあるのなら次はAgriTechやろ!」と思っていた。

 

↓当時のFacebookの書き込み

www.facebook.com

 

この時「アグテック」になっているのは調査が進んでおらず国際的によく言われるのが"AgTech"だと知らなかったからだった。

今でも何故"Ag-"なのかわからないw

普通は"Agri-"何ちゃらじゃないのだろうか。

 

 

○国内の農業法人は大規模化が容易に?

国内では農業法人の設立が緩和され比較的容易に設立可能になったり、日本政策金融公庫から銀行融資が受けやすくなっていたりする。

農林水産省から開発分野に補助金も結構出ている印象がある。

 

 

○日本政府の動向

・内閣内部

2014年12月26日に「日本経済再生本部」が閣議決定され、内閣に設置された。目的は日本経済の再生のための企画及び立案並びに総合調整である。

同本部は、経済財政諮問会議との連携がある。

この日本経済再生本部が提案したのが日本再興戦略(2013201420152016)である。この戦略の中では、具体的施策として「第4次産業革命」などが挙げられている

(注)第4次産業革命とは、今後の生産性革命を主導する最大の鍵は、IoT(Internet of Things)、 ビッグデータ、人工知能、ロボット・センサーの技術的ブレークスルーを 活用する「第4次産業革命」である。

 

上記政府内の流れに関しては、「食と農を一大産業とする大きな流れがある」と解説されるところである。

 

農林水産省

農林水産省スマート農業としてかなり前(平成25年11月)から開発を呼びかけている。

これは、政策会議「世界最先端IT国家創造宣言」に対する農林水産省としての施策のようである。

ちなみに高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部新戦略推進専門調査会が平成26年3月24日時点で表明していた施策はこちら補助金の金額なども載っています。結構でかい金額。

 

以上から、農業法人の大規模化が容易ではないかと推察している。推察の内容は下記の通り。

 

○推察内容

融資や補助制度利用により、農業法人が財務的に大規模化すると、当然に大規模な投資が可能になる。

これは、AgTech商品の購買層が増えるということだ。

 

 

 

○その他リンク 

走り書き程度で恐縮なのだが、いろいろ参考したリンクをまとめて書いておきたい。

 

【国内の研究報告書】

・Innovation Nippon 研究会報告書

http://www.innovation-nippon.jp/reports/2014StudyReport_DataAgri.pdf

 

【海外の WEBサイト】

・Agtech Accelerator Yield Lab Opens for Class of 2016 - Exclusive - AgFunderNews アクセラレータが $12 millionAgTechスタートアップ支援で投資してるらしい)

https://agfundernews.com/agtech-accelerator-yield-lab-opens-for-class-of-2016-exclusive4555.html

・Agtech Wins Big at US Tech Startup Competitions Moving Further into Mainstream - AgFunderNews (テクノロジー系スタートアップがAgTech主流になってきてる)

https://agfundernews.com/agtech-wins-big-in-us-tech-startup-competitions-4580.html

・Agtech Accelerator Yield Lab Opens for Class of 2016 - Exclusive - AgFunderNews (昨年一年間で400億円以上がアグテック・スタートアップに投資された。)

https://agfundernews.com/agtech-accelerator-yield-lab-opens-for-class-of-2016-exclusive4555.html

・Agricultural Robots - Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2014 to 2020(世界市場の2014年から2020年までの推計 )

http://www.researchandmarkets.com/research/kvpv23/agricultural

・Startup Weekend to Hold 54-hour Agriculture and IoT Event in Ventura County - AgFunderNewsAgriculture and IoT テーマのスタートアップウィークエンド)

https://agfundernews.com/startup-weekend-comes-to-agriculture-and-iot-in-ventura-county5231.html


・Business Model Canvas Workshop | Startup Weekend Sacramento: Elk Grove Edition | November 2nd, 2015 | Sacramento | UP Global Startup Communities (スタートアップウィークエンドサクラメント
アメリカ・カリフォルニア州)

http://www.up.co/communities/usa/sacramento/bootcamp/7735

 

【国内のWEBサイト

・農業IT化の市場規模、2020年に9倍…クラウドは28倍 | RBB TODAY http://www.rbbtoday.com/article/2014/01/13/115751.html

 

・robonews.net » Blog Archive » 農業ロボットにはどんなものがあるか

http://robonews.net/2014/03/20/farming_robots/

スマートアグリコンソーシアム http://smartagri.uecs.jp/

 

スマートアグリ_Water Farmer 東京エレクトロンデバイス http://www.inrevium.com/product/smartagri/wf.html

 

農業革命スマートアグリ” - NHK クローズアップ現代 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3349/1.html

 

スマートアグリ最前線農業をクラウドが変える - Customer Success https://www.salesforce.com/jp/blog/2014/10/SmartAgri.html

 

スマートアグリ | JFEエンジニアリング http://www.jfe-eng.co.jp/products/comfortable/smartagri/sma01.html

 

「スマートアグリ」ってなに? - ITIT製品の情報なら【キーマンズネット http://www.keyman.or.jp/kc/30007291/

 

「スマートアグリ」がもたらす農業革命。そのクラウドは救世主たりうるか。 http://acthouse.net/smartagri/

 

トップページ | KSAS クボタ スマートアグリシステム | 株式会社クボタ https://ksas.kubota.co.jp/

 

最新情報 - 東北スマートアグリカルチャ研究会(T-SAL) http://t-sal.net/

 

静岡県磐田市でのスマートアグリカルチャー事業の開始について : 富士通 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/04/5-1.html

 

スマートアグリ:人工知能で野菜を栽培する時代へ、クラウドLEDを自動制御する植物工場が稼働 - スマートジャパン http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1507/17/news043.html

 

スマートコミュニティJapan2016 公式ウェブサイト スマコミJapan2016 http://biz.nikkan.co.jp/eve/smart/

 

補足)2016/12/15に知ったことだが小泉進次郎氏も似たようなこと言ってたので、StartupWeekendに呼びたいと思っている。

理由①社会的背景

SWT Agri開催への思い①AgTechを必要と考える背景編】
2014/5/9
日本創成会議・人口減少問題検討分科会がだした「消滅可能性都市」は僕にとって衝撃的なものだった。

「人口減少による消滅可能性都市の衝撃」(解説

 

■ 1つ目の衝撃

その記事が出た当時、僕がStartupWeekendへ初参加したSW真鶴vol.1が終わった直後で真鶴で何か出来ないかと週一で通ってる頃だった。
そのときの思いは「真鶴無くなっちゃうんか小さいけど、凄く美しくて良い町なのに。勿体無い。」
町を守るために何かしなければいけない、という思いが僕の中に残った。

地方都市は人口減少を辿るのはもはや必然と言ってもいい。
その現実を受け入れた上で問題を考えたい。

そこで出てくる問題は、人口が少なくなった状態で如何に地域を維持出来るか、という問題だと思う。
この考えに至ったのは2015年の中旬くらい。
ここらで別の衝撃に出くわした。

 

 

■ 2つ目の衝撃

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別の衝撃は、妹の大学の先輩の実家の野菜生産工場だった。
レタスの水耕栽培なのだが、機械で管理されていて効率良く野菜が生産されていた。人件費率もかなり低く出来るらしい。
ここで至った考えは「人口が減って担い手がいなくなった状態でも、人間の代わりに働いてくれるロボットがいてくれれば、経済が回るのではないか」ということ。

 

 

■ 地方を守るためにAgTechを開催したい

だから、『地方を守るため』に、アグテックは必要だと思った。

人口減少したとしても、テクノロジーが人手の代わりとして担い、野菜を作ることができる。

野菜が出来れば、それをもとに流通や小売の市場ができる。

市場が出来れば、お金が動く。お金が動けば、地域の人らも潤う。

地方財政を守ることにも繋がる。

 

アグテックは、地方の人間や財政を守るのだ。

 

だから、僕はアグテックをSWで是非やりたいと思ってる。

地方の消滅は文化の死なので、その美しい文化を途絶えさせないためにも今アグテックをやることが必要だと考えている。

全記事のまとめ

こんにちは!現在StartupWeekendにて国内初テーマ:AgTechを開催すべく、活動中のあかざわです。

地方活性化のためにAgTechを広めるべきだと考えての活動です。

StartupWeekendの各地域コミュニティを通して全国で開催できたらいいなと思っています。

▼当ブログ全記事のまとめ

■開催の理由

理由①社会的背景

理由②世界的市場の推移

理由③僕らの活動のビジョン

 AgTechは地方の農業人口を増やすことにつながる。

■開催の情報#01

開催会場・日程が決定しました!

■スポンサー情報#01

現在準備中。

■メディア掲載情報#01

御礼!! LIFE QUEST様へ掲載いただきました。

■寄稿文

寄稿)地方活性化と農業

寄稿)オーガニック農家が想う理想の農業

■活動報告

活動報告)農水省の協議会内にて活動しました!

【開催報告】プレイベント農業 × 飲み会!!を開催しました。

▼ブログ以外の情報

フェイスブックページ
Startupweekendtokyo AgTech特設ページ
◎イベント周知ページ

StartupWeekend AgTech【検証用ページ】

◎参加申し込み

Startup Weekend Tokyo AgTech - Startup Weekend Tokyo | Doorkeeper

▼語句の説明

StartupWeekendとは・・・世界150か国以上、1200都市以上にて週末に開催されている起業家体験イベント。同時に団体名・コミュニティ名でもある。

StartupWeekend(以下、「SW」)は、一種のカルチャーである。

テーマとは・・・SWでは開催ごとにテーマを定めることができる。国内ではTech, Anime, FinTech, Foodなどの開催歴がある。

AgTechとはAgriculture & Technology。テクノロジーはIoTもそうだし、バイオテクノロジーなども当てはまる。

 

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